フックのバランス

行方 昌人 (関東エリア LUXXE STAFF)

■時期 ・・・ 3月中旬 ■場所 ・・・ 某河川

「釣り鈎(フック)」 魚との接点において重要なものであることは間違いありません。 厳しい状況での少ないバイト、貴重な一匹を逃した原因がフックだったなんてことは多いのではないでしょうか。

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フック選択において、「よく刺さる」、「強い」、「バレにくい」等が主な要素として注目する方が多いかと思いますが、私が気にしているのは「バランス」という要素。 何かひとつを強化すればどこかに弱点を持ってしまうもの。 フックにおいても例外ではありません。 状況、タックル、ターゲットにあわせたフック選びを心がけています。

3月中旬、今シーズン初めて東北河川を目指して北へ。 今回はサクラマスがターゲット。

状況としては数日前に雨が降り、上流部の雪解けで濁りが出ている様子。 これによって川が増水してしまうと釣りにならないことも多いのですが、まだまだ寒かったこともあり一気に増水するほど雪解けが出なかったことが幸いし、釣りは可能でした。

遠征組である私にとってサクラマスのバイトは貴重(バラしたときの記憶はすべて鮮明に覚えています!) そんな中、私が選ぶフックは、プラグ用にがまかつ トレブルRB ミディアム スプーン用にがまかつ TR-21シリーズ

を基本として使用しています。 ミディアムクラスのフックで強度が心配されそうですが、経験上問題ありません。 サクラマスの硬い口を確実に貫通させるには、細軸であるミディアムクラスが最適ですし、貫通してゲイプでしっかりホールドされていればそう簡単には折れません。 また、ファイト中にかかったフックが1本だけになった場合でもがまかつ トレブルRBシリーズのゲイプから針先までが長いため外れにくいことが私なりに考えられるメリット。 スプーン用のがまかつ TR-21チヌ鈎ベースのフックで鈎先が少し内側にねむっているため、かかれば外れにくく、強度においても絶対的な信頼があります。 ただ、やや太軸なのである程度強いフッキングパワーが必要となってきます。 そこで使用するロッドをパワータイプのものにしてバランスをとるようにしています。

釣行2日目、サクラマスはいる(笑)と信じて、巻き続けたディープダイバーに”ドン” フッキングの瞬間、重い流れの中に確かな生命感。 ”最高のスリリング”ではなく、「タックルバランス」から生まれる”最高の安心感”でランディング。 今年も最高にいい形で私にとっての「春」到来となりました。

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シーバスもこれからが本番。 次回以降、機会があればシーバスタックルにおけるフックバランスについて気づいたことをレポートしたいと思います。

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■場所:某河川

■タックルデータ ライン:PE1号 リーダー:フロロカーボン3.5号 ルアー:ディープフィート90MD、D、ロージー80S、チヌークS フック:プラグ用 がまかつ トレブルRB ミディアム #6,#5      スプーン用 がまかつ TR-21(シングル) #1,1/0