この状況で2匹目はマズい

下田 英樹 (中部エリア LUXXE STAFF)

■時期 ・・・ 1月中旬 ■場所 ・・・ 愛知県 名古屋港

冬の間の名古屋港の根魚ゲームではカサゴをメインにオモシロい釣りができる。 ライトタックルで釣るのも楽しいがベイトタックルを使いテキサスリグなどの重いリグでリズミカルに広範囲を探ると思わぬ大物に出会うこともある。 この間のガイド中にもゲストを差し置いて幸運な思いをしてしまったのでその模様を。

まず、使用したタックルはLUXXE Deck stage 斬鱸GT B63M-Fにフロロ16lb. リグは3/8OZテキサスリグにフックはがまかつ ワーム321 バルキースタイル#1に3.5inchのホッグ系ワームを使用。

狙ったポイントは2m~9mまでカケ下がる敷石の入ったポイント。 ボトムが敷石のために根ガカリは激しいが型のいいカサゴが狙えるのであえて根ガカリ覚悟で狙ってみる。 感度のいいロッドを使っているとボトムの状態を把握しやすくワームがどんな状態なのかがよくわかる。 説明するのが難しいが慣れてくると根ガカリしそうな感じがわかる。 これ以上引っ張るとギュっとリグが挟まって本格的な根ガカリになる寸前をロッドで感じるわけだがLUXXE Deck stage 斬鱸GT B63M-Fにフロロラインを使っていると本当によくわかる。 この状態で引っ張らずに軽くロッドを上に煽ってやると簡単に根ガカリが外れてくれる事が多い。

この日も根ガカリをかわしながら型のいいカサゴをコンスタントに釣り上げる。 釣りはじめて1時間ほどしたころに根ガカリ?の様な違和感を感じテンションをかけて訊いてみると微かな生命感。 すかさずフッキングすると猛烈な突っ込み。

あきらかにカサゴとは次元の異なるこの引きにまさかの魚が頭をよぎる。 LUXXE Deck stage 斬鱸GT B63M-Fがバットまで絞り込まれるがそのまま耐えていると次第に魚が浮いてきたがまだまだ抵抗している。 敷石の間に潜られると厄介なのでそのまま強引にゴリ巻きして浮かせてくると暗闇に大きな魚体が見えてきた。

姿を見せたのは予想通り40アップのアズキマス。

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地方によってはキジハタ(標準和名)とかアコウと呼ばれる高級魚。

船上は一気に盛り上がったがゲストを差し置いて釣ってしまったので微妙な感じだがゲストも初めて見るアズキマスに興奮気味。 船上では後に続けとみんな真剣に釣り続け良型のカサゴを追加していく。 私はしばしロッドを置き見守る事に。

名古屋港では珍しいアズキマスだけにそんなに簡単に釣れる訳もなくさらに1時間ほど過ぎる。 ポイントを少し移動して釣り再開。 少ししてから再びロッドを持って釣りはじめた1投目。 明確なアタリにフッキングするとまさかの再び。

心の中では「この状況で2匹目はマズいやろ」と思いながらも開き直って強烈な引きを存分に楽しみながらあがってきたのは先ほどと同サイズのアズキマス。

ガイドで一番やってはいけないパターンだが釣ってしまったものはしょうがない。 唯一の救いは釣り以外でも付き合いのある友人たちだったので次の日に一緒に美味しくいただいて丸く事が収まったこと。

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■場所:愛知県 名古屋港

■タックルデータ ロッド:LUXXE Deck stage 斬鱸GT B63M-F リール:メタニウムMG7 ライン:シーガーR18フロロハンター フック:がまかつ ワーム321 バルキースタイル #1 ワーム:パインシュリンプ3.5inch