メジロラッシュ!でもサメが!

宇井 晋介 PRO

紀伊半島に秋が来た!
秋と言えばメジロの回遊シーズンと言うことで、南紀はメジロフィーバーに沸いている。
人気の地磯などはまだ夜が明けない内から、いやそれどころか、日も変わっていないのに磯に降りる人もいて、駐車場はどこもパンク状態。
地元アングラーも、うかうかしてはいられない。

と言うことで、人気磯ではない場所に行ってきた。
朝4時。仕事前の釣行ということで、少々体はキツイが早起き。
平日ということで誰もいないだろうと釣り場に到着すると、釣友のY氏とU氏、M氏だけでなく、知らぬ車が2台。
一体いつ釣り場に入っとるねん!と思わずつっこみを入れたくなりますが、ぐっと我慢。
見ると先行の2人はもっと先の磯まで歩いているようである。
見るとあちこちの磯にヘッドライトの光が。
いやー青物が連れ出すと最近はスゴイ!

磯に降りると、おあつらえ向きの波が立っており、時折足元を洗う。
青物はヒラスズキほどではないが、やはりべた凪よりも波があるときがいい。
青物用のLUXXE Saltage CHEETAH-RR 100XXHに中型スピニングをセット。
ラインはPEの3号に14号のフロロリーダーを3m。
ルアーはリップルポッパーの11.2cm。
揚がっているのはメジロの2〜4キロクラスなので、あまり大きなペンシルよりも少しサイズを抑えたルアーで、かつ距離の出るものをチョイス。
東の空がうっすらと明るくなりチャンスタイムの到来。
但し、この場では暗いうちのキャストは厳禁。
何といっても深さ3mほどの浅い場所である上に、あちこちに根が突き出している。
掛かった魚がどっちへ向かって走っているのかを見ながらでないと、あっという間に根にまかれてブレイクしてしまう。
結構テクニカルなポイントなのだ。
焦って暗いうちにヒットしてしまっては後が大変。
我慢我慢。

ラインがしっかり確認できるようになったところで最初のキャスト。
と、ワンキャスト目でいきなり水面にもじりが見え、水面を走るルアーの後を魚が追ってくるのが見える。
これは頂き!ツーキャスト目に水面に影が躍り出たと思った途端ガツンをヒット。
一気にラインが走り、ドラグが引き出される。
メジロはあえて根に走らないので、足元が深く根が少なければゆっくりと料理するのだが、浅くて根の多い場所ではメジロといえども一気に根を縫って走ることが多く、遊ばせすぎはブレイクの元。
釣りも釣り場と魚に合わせたTPOが大事だ。
強靱なLUXXE Saltage CHEETAH-RR 100XXHの弾性を信じてやや強引にファイト。
ドラグをほとんど出さずに魚を手前に引き寄せる事に成功した。
しかし、あまりに早く寄せすぎたばかりに魚は足元の根に突っ込もうとする。
すかさず足元の根をかわし、ドラグに指をかけてストップ、リーダーがガイドに入ったところで一気に磯の上に引き抜いた。
さすがLUXXE Saltage CHEETAH-RR 100XXH、4キロ前後のそこそこのメジロであるが全く音を上げず、まだまだ元気に暴れ回るメジロが難なく足元に横たわった。

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この日は続いてもう1匹を釣ることができたが、残りの2匹は途中で大きなサメが食らいつき、まるで潜水艦でも引っかけた様な引きにさすがのチータも”竿”が立たずPEがブレイク。
仲間の獲物にも次々とサメが襲いかかり頭だけのメジロが揚がるなど、地磯とは思えない様なファイトとなった。
今年の潮岬は熱い!

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■タックルデータ
ロッド:LUXXE Saltage CHEETAH-RR 100XXH
リール:ステラ8000
ライン:PE 3号
リーダー:フロロ 14号
ルアー:リップルポッパー K2RP122 グリーン
フック:がまかつ トレブルSP ミディアムヘビー #3